後輩が、刈り上げのテスト中です。
ウィッグを刈り上げ続け約一ヶ月、、、。
刈り上げのポイントは
- 面が揃って綺麗か。
- 左右対称か。
- ウエイトをきっちりと残せているのか
- バリカンとは違う柔らかさが出ているか。
こんな感じです。
面が揃っていて綺麗か
簡単に言うと
しっかり長さを切れているのか。
ってことです。
バリカンで一発で綺麗になります。
こんな感じで締まった感じが出ます。
左右対称か
これはもう刈り上げの角度を合わせるほかありません。
ただ、意外とこれが難しい。
たまーにこの角度がずれてたりする人を駅で見ます。笑
しっかり狙いを定めて切りましょう。
ウエイトをきっちりと、残せているのか
ここからスタイルカットっぽくなりますが、
ウエイトとはボリュームが一番出ているところです。
サイドやバックから見たときにウエイトをどの位置に残すかでかなり印象が違います。
低ければかわいらしく、少年のような感じななり
高ければフォーマルで、かっちりとしたクールな感じになります。
- ウエイト高め
ウエイト低め
今時のマッシュは後者のウエイト低めが多いかな?という感じですが、
僕個人的にはウエイトを高くするのが好きです。
『あえて』高めに設定してあげることで一気にモード感が出て今のノームコアな服装にぐっとフィットします。
カジュアルな服装が多いひとは下めに設定くるとかなりハマります。
最後いきましょう。
バリカンとは違う柔らかさが出ているのか。
ここが出来ればスタイルカットも遠くありません。
量感の調節ですね。
バリカンで全ての毛を同じ長さにすると面は整いますが、全ての毛が均一になるのでかなり重たく、固い印象になります。
また、髪の伸びる周期というのは髪一本一本で異なるため、すぐに長さのバラつきが目立ちます。
つまり、カットの持ちが悪く、綺麗なのは最初だけ。マッシュベースできっているのならかなりミスマッチ。
ストライプのシャツにボーダーのパンツを履いているようなものです。
きっちりと刈り上げの濃淡を合わせながら量感を調整することで、
柔らかく、持ちのいいカットになります。
今日はこんなところで。
ご覧いただきありがとうございました。
LIG船橋 ササキダイチ
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